家賃滞納という貧困
2019年02月08日(金)
友人の司法書士 太田垣さんが新著を出されたので、購入させていただき社員一同で改めて勉強会。
本の利益は全額シングルマザーの支援に使われます。
不動産運用、管理をやっていると一定割合で賃料滞納が起こりますが、大きく以下に分類できます。
①単にだらしがない人
②確信犯
③状況が変化してしまい、わかっているが本当に払えない人
私も過去に強制執行、断行も数回やりましたが、そこまでいくのは②③の人です。
②は別として、③については「少しづつ遅れがちになる」「連絡が取りづらくなる」「近隣からゴミの苦情が来る」など事前に兆候が見えることも多くあり、その段階で手を打てば、防ぐ手段を講じることもできます。
物件供給過多の時代、入居者を確保するのと同時に、健全に長期入居してもらうことも同じくらい大切です。
「滞納は悪」と決めるのは簡単ですが、その前に原因をよく把握し芽を摘むことが、結果的にオーナーの大切な資産を長期的に守ることにもつながります。
賃貸物件のオゾン脱臭
2018年12月18日(火)
先日退去立会した物件。
とても綺麗に使っていただいていたのですが、クローゼットの中の臭いが少し気になりました。
押入れやクローゼットはどうしても湿気が篭ってしまいがちです。
そんな中に革製品などの独特の匂いがあるものを長期間保管していると
その匂いが染み付いてしまうこともあります。
生活臭なのでご入居者さまから追加料金をいただくことはありませんが、
通常の清掃では匂いまで落としきることはできず、
除菌消臭費用というのは思いのほか費用が掛かり、オーナー様にはつらい出費に感じることも…
そこで弊社では、オゾン脱臭の装置を自社で用意しております。
オゾンで匂いの元を分解するので、頑固な匂いも脱臭することができますし、
天日干しと同じ原理なので殺菌効果もあります。
こちらがオゾン脱臭器です。ちょっと年季が入っていたビジュアルですが、効果はばっちりです。
この機械から出ているホースを、匂いの発生源に近いところにおいて、スイッチを入れて一晩放置します。
一晩経つと、気になっていた匂いはどこかへ行ってしまいます。
新しい入居者様に気持ちよくお部屋を使用していただくためにも、外観はもちろん、匂いにも気を使いたいものです。
契約準備
2018年11月21日(水)
今日は新規契約の準備をしていました。
書類が全て揃っているか、書類の内容に不備がないか、
当日にスムースに契約ができるように、書類の最終確認をすることももちろんですが、
忘れてはいけないのがお部屋の最終確認です。
契約後にはご自身でお部屋の現状を確認をしていただきますし、
原状回復工事後に工事内容に漏れがないか、仕上がりの状態はどうかは確認していますが、
見落としている箇所がある可能性もありますので、引渡し直前に改めて最終確認をしにいきます。
退去の際の立会も含めると、最終確認までに何度も部屋の中を確認していますので、
最終確認の際には、大丈夫だろうという先入観が出てしまいがちです。
そうならないように気を引き締めて、初めて確認する気持ちになるように気をつけています。
お客様が気に入って申し込んでくださった物件です。トラブルなく長く住んでいただくためにも
こういう確認作業は丁寧にやるように心がけたいものです。