全物件の満室まであと一歩
自社保有&管理委託をいただいている物件の入居率が97%まできました。全物件の満室まであと一歩です。
この一年、1LDKやファミリーはすぐ決まる一方で、ワンルームをはじめとした単身者向けの動きは急激に鈍くなりました。
単身者向け物件の解約理由としては、「結婚&同棲や実家に帰る」などが多かったので、この流れは頷けます。形はどうあれ、個でいるより集合体でいた方が、経済的には安心という流れが強まってきたと感じます。また古い物件では、「テレワークで家にいる時間が増え、今まで感じなかった騒音や、貧弱なネット環境」が苦痛になってきた、というものもありました。
単身者向けの物件も相対的に供給過多になってきて、今はその人からすれば物件は選び放題の状態です。
不動産経営=不労所得などと言われたのは、貸し手市場だった過去の話です。また時間にレバレッジをかける商売でもあるので、追加の設備投資も必要です。投資家は選ばれる部屋作りへの労を惜しんではいけません。(但し好立地の地主は除く)
弊社の取り組みについて
私は経済人ですので、今自分にできることは感染拡大リスクを最小限にしながら、不動産でいただいているお客様の依頼を解決し、経済を止めず社員の生活を守ることだと思っています。
弊社では昨年から経験の長い社員の半数以上をテレワークに移行していたので、今のところ幸い両立ができています。
いただいた購入・売却依頼に関しては、お客様へのヒアリングやご提案も電話、メールはもちろん、WEB会議、チャットワーク、LINE、FACEBOOKなど対面せずとも手段はいくらでもあります。
物件のご案内も、換気を充分にした上で、接触機会を最小限に済ませています。もしくは少し感度は下がりますが動画送信なども併用しています。
自前サーバー導入やセキュリティシステム構築など初期費用は掛かったものの、昨年踏み切ってよかったと思っています。もしこれからテレワーク化を進めようとお悩みの経営者の方がいらっしゃいましたら、多少はノウハウが溜まっていますので共有できます。是非ご相談ください。